吃音症は言語障害です。

吃音症は言語障害であることは明白ですので、症状が固定化し長期間継続して日常生活に支障がある場合、身体障害者手帳(音声・言語)を取得することになります。

 

 

 

吃音症で障害手帳を取る方法です。

① 最寄りの市町村役場で身体障害者(音声・言語)の診断書をもらう。

  ※ このとき、15条指定医の病院を聴いておきます。

② 15条指定医の先生に吃音症の診断書を書いてもらう。

  ※ 吃音症で身障法別表に該当するという医師にお願いします。

③ 最寄りの市町村役場にて、診断書、写真、印鑑を準備し、障害手帳の申請をします。

 

 

 

吃音症で自殺しないようにして下さい。

吃音症当事者の自殺率は高い傾向にあります。

 

というのも、日本の吃音団体が吃音症の障害手帳の取得に積極的でなく、むしろ吃音者の人権をなくそうとしているからです。

 

言友会の吃音者宣言は素晴らしいですけど、その吃音者宣言は名ばかりで、実態は吃音は必ず治るの勢力で占められ、吃音者の人権をなくそうとしています。

 

 

 

吃音症は原因不明の言語障害です。

吃音症はいまだに原因不明の言語障害です。

 

明確な治療法もなにもない状況ですので、障害手帳(音声・言語)の取得は、重度の吃音症当事者には生命線です。

 

 

吃音症ビジネスに気をつけて下さい。

吃音症当事者をターゲットとしたビジネスがあるのも実情です。

 

また、既存の吃音者団体でも年会費やら経費やらなんやらと、お金を要求されても払わないようにして下さい。

 

そして、吃音の改善や克服やセミナーやらをビジネスとしている輩もいますので、くれぐれも気をつけて下さい。

 

 

 

吃音症に対する大きな誤解があります。

吃音症みたく、どもったりするコトは、誰にでもあるように考えられますけど、吃音症当事者とは日常生活に支障をきたすほど長期に渡り吃音症状が継続し固定化して、常にそのことについて、悩み、困り、苦しんでいる人のことです。

 

また、吃音症は、歌を歌うときはどもりにくいとか、独り言ではどもりにくいとか、吃音症を騙った人がいたりとか、大きな誤解を受けやすいのが現状で、正しい知識の普及が必要です。

 

 

 

吃音症の症状について書いておきます。

吃音症の症状は連発型と伸発型と難発型があり、症状が酷いと、一言も言葉が発せられない状況で、吃音症当事者の中には聾唖者を装う人もいるほどで、事態は深刻です。

 

吃音症当事者は、電話はできませんし、日常会話はできませんし、普段の生活をまともにすることさえ困難です。

 

最近では、電子媒体が普及してきているので、なんとか、電子メールetc...で意思疎通は可能ですが、一般社会ではほとんど筆談で対応するのがメインとなります。

 

 

吃音症当事者は少ないです。

吃音症は100人に1人はいると云われていますが、本当の吃音症当事者はごく少ないマイノリティであると思います。

 

言葉が不自由なため、社会的訴求力が弱く、いじめや差別や偏見の対象にされてしまう傾向にあります。

 

ですので、吃音症を障害認定することは、人権上、当然のことです。

 

 

えせ吃音者に騙されないで下さい。

世の中、美談が好きらしく、吃音が治ったとか、吃音を克服したとか、吃音が改善したとかいう人がいますが、そういう人は吃音症当事者ではありません。

 

吃音症は本来治りません。

 

吃音症当事者かどうかは、幼少から継続して一貫して固定化した吃音症状があったかという生育暦や、周囲の人への聞き取りや、現に吃音症があり長期間ずっと日常生活に支障をきたしているかどうかで判断できます。

 

 

吃音者団体に気をつけて下さい。

吃音症でないのに、吃音症当事者を騙る人が、吃音者団体に出入りしています。

 

吃音者団体は日本では、吃音者の人権を剥奪するために存在している傾向にあります。

 

このことが問題を複雑化する要因で、吃音は必ず治る勢力の吃音者団体が多いですので、気をつけて下さい。

 

 

吃音症当事者の人権を認めるため障害手帳は必須です。

吃音症に対しての差別や偏見やいじめが多いのが現状です。

 

吃音症当事者でも生きていける環境整備が必要で、そのためには、吃音症で障害手帳を取得する必要があります。

 

そうでないと、吃音症当事者はとてもではないですけど、生きてはいけません。

 

 

 

海外では吃音症を障害認定している国もあります。

吃音症は言語障害であることは明白な事実です。

 

海外では吃音症を障害認定している国もあり、日本だけでなく世界規模で、吃音者の人権を早急に認める必要があります。

 

えせ吃音者ではなく、本当の吃音症当事者にとっては、障害手帳の取得は必要不可欠です。